健康と美容のための豆知識

マグネシウムとは

マグネシウムは、人間の体の中で細胞の再合成の働きを司るリポソームの構造維持やタンパク質の再合成、その他エネルギー代謝に関する生体機能にとっての必須元素です。マグネシウムの欠乏は虚血性心疾患の原因の一つともされています。このような重要な働きをするマグネシウムですからWHO(世界保健機構)推奨の一日摂取量は420mg、厚生労働省推奨の一日摂取量は男性370mg女性280mgとされていますが、日本人成人男性の推定摂取量は、これらを下回る一日240mg(平成22年国民健康・栄養調査)となっています。マグネシウムを多く含む食品としては「大豆製品」、「魚介類」「海藻」に多く含まれているとされていますが、魚介類で一番含有量の高い「しらす干し」ですら100g中に130mg、大豆製品の「納豆」でも100g中に100mgしか含まれていないのですから、食事だけで必要なマグネシウム量を摂取するのは大変なことです。

ケイ素とは

ケイ素は、太古の昔地球の誕生とほぼ同時に生まれた元素のひとつです。地球上の6割以上の鉱物を形成する成分で、代表的なものとして石英(水晶)やガラスの原料となる珪砂をはじめ砂漠の砂も多くがケイ素からできています。

ケイ素は、自然界では酸素と結びつきやすく、二酸化ケイ素をはじめとするケイ酸塩の形で存在します。ケイ酸には、結晶構造を持つ結晶性珪素と結晶構造を持たない非結晶性の物の二種類が存在します。結晶性ケイ酸には水晶のように美しい結晶を形作るものもありますが、一方アスベスト(石綿)のように、発がん性を有するものも含まれます。もちろん、動植物をはじめとした生物に含まれる珪素は、発がん性のない非結晶性のケイ酸です。非結晶性の珪酸は食品添加物としても利用されています。

ケイ酸は、イネ科やケイソウ類といった植物に含まれているほか、もちろん人体内にも水溶性珪素の形で含まれています。そして、それは微量ながらも生体の維持に大きな役割を果たしています。人体内のケイ酸は、毛髪・爪・血管・骨・関節・細胞壁などに含まれ、特に骨形成の細胞層に集中して存在しています。免疫力に影響を与えたり、肌の保湿、骨や髪、爪、コラーゲンの再生・構築・補強・維持を手助けしているとされています。

この生体内のケイ酸は成人一日当たり10~40mg消費されています。もちろんそれを補う量を摂取することが望まれます。玄米、あわ、ホウレンソウ、バナナ、レーズンなどが、ケイ酸を多く含む食品として知られていますが、これらだけで補いきれない量を補助的に補う必要もあるといえるでしょう。

プラセンタエキスとは

プラセンタエキスとは、動物の胎盤を加水分解して得られたペプタイドの集合体の呼び名です。  以前は、医薬品・化粧品・医薬部外品・食品用として、人間・ウシ・ブタ・ウマといった哺乳動物(もちろん哺乳類しか胎盤を持ちません)の胎盤を原料として製造されていました。現在は、血液製剤問題で医学界を激震させたHIVウィルスの問題やウシのBSE問題などの影響で、食品・化粧品・医薬部外品の原料としては、ブタかウマの胎盤を用いたプラセンタエキスが主流となっています。

医薬品の用途としてのプラセンタは、肝臓病の治療薬や婦人病薬(主に更年期障害に用いられます)として認可されており、注射薬と経口薬があるようです。また、現在でも医薬品用のプラセンタエキスの原料には、ヒト胎盤を使うことも認められています。

さて、このプラセンタエキスですが、要はペプタイド(アミノ酸とタンパク質の中間のサイズの物)の集合体なので、当然多くのアミノ酸やタンパク質も含有しています。これらが、美容や健康促進に効果を発揮するのはもちろん、最近の研究から、細胞を爆発的に賦活されるグロースファクターと呼ばれる成長因子が含まれていることが明らかとなってきました。 一般的にブタ由来のプラセンタよりウマ由来のプラセンタの方が有用アミノ酸の含有量やこの成長因子の含有量がすぐれているという研究発表もあります。

市比野温泉水とは

市比野温泉は、鹿児島県北薩地方の田園地帯に湧出する名湯です。市比野温泉郷は江戸時代から湯治場として地元の人々に愛されてきました。

市比野温泉の名前は、その昔、温泉場周辺にイチイの木が群生していたことから名付けられたとも伝えられています。薩摩藩第十九代藩主島津光久により見出されたとも伝えられる由緒ある温泉でもあります。

低張性の弱アルカリ性単純泉の泉質を持つ市比野温泉は、美人の湯としても知られています。ナトリウム・カルシウム・カリウムといったミネラル分をはじめケイ酸イオンも豊富に含む名湯です。株式会社 凛の発売する栄養機能食品・化粧品には、この「市比野温泉水」をミネラルウォーター・原料水として使用しています。

クララエキスとは

日当たりの良い草原などに自生する豆科の多年草です。6月~7月に薄黄色の花をつけます。国内では、北海道を除く全国に自生していますが、近年自生地がかなり減少しています。和名の由来は、根を噛むとクラクラするほど苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったといわれています。

このクララの根は、苦参(クジン)という生薬となり、消炎・苦味健胃作用があります。このクララ根から抽出されたエキス分は、殺菌作用に優れお肌の浄菌作用があり、消炎効果も発揮することからニキビ・吹き出物といった肌トラブルにも効果があるとされています。

クワエキスとは

クワ科クワ属の落葉高木樹です。日本・中国だけではなく中東・ヨーロッパ地域にまで広く分布しています。その果実は、西欧ではマルベリーと呼ばれ、古代バビロニアやギリシャの神話に登場するように、主にその果実を食用に用いていたようです。初夏に粒粒の集まったような実をつけ、熟すと赤黒くなり甘酸っぱくて大変美味です。ジャムにするのもよいようです。日本では、養蚕技術の伝来とともに、お蚕さんの餌として桑の栽培も広がり、一時期は地図記号にもなるほど桑畑は日常の風景となっていました。

ところで、この桑の根皮の部分を桑白皮(ソウハクヒ)といい、利尿・血糖降下作用・解熱・鎮咳作用のある生薬として用いられるほか、その抽出エキスにはチロチナーゼ活性阻害成分が含まれており、美白に大変効果のあることが知られています。

グリチルリチン酸とは

グリチルリチン酸は、地中海地方や小アジア・ロシア南部・中国北部に自生するマメ科の多年草「甘草」の根茎から抽出される成分です。

甘草は、6~7月ごろに頃に赤紫色の花をつけ、長さ1~2mにもなる大きな根茎を作ります。この甘草の根茎は、生薬として用いられるばかりではなく、甘味料としても大きな用途があります。

この根茎から抽出されたエキスを精製したものから得られるのがグリチルリチン酸で、肝機能障害の改善・消炎効果・抗アレルギー作用はもちろん、最近ではこの甘草から抽出したエキスに美白効果を持つことも注目されつつあるようです。グリチルリチン酸ジカリウム(表示成分名:グリチルリチン酸2K)はこのグリチルリチン酸を水溶性にしたものです。

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